HSP Seminar no.155 Seminar Series for TICADV 4

日本最大のアフリカ社会科学研究機関であるアジア経済研究所と、2010年度に「アフリカ地域研究センター」を設置した東京大学大学院総合文化研究科が協力し、アカデミックな基礎に裏打ちされた連続セミナー「TICADⅤのためのアフリカ開発講座」を実施します。TICAD Ⅴを迎えるにあたって、アフリカ開発に関わる諸問題を幅広く捉え、あるべき開発の姿を再考することを目的として、政策担当者、実務家、学生を主たる対象に、両機関のアフリカ研究者がリレー形式で講義します。

今回は、コース4のご案内と募集を行います。受講に際しては事前の申し込みが必要となります。コース5以降も各コースの2週間前をめどに、本ウェブサイト上でご案内いたします。詳細およびお申し込み方法については、ジェトロ・アジア経済研究所のホームページをご覧ください。

なお、教室の収容能力が限られているために、定員を満たした段階で申し込み受付を終了いたしますので、あらかじめご理解いただきますようお願い申し上げます。

  • 日時:2012年11月30日(金) 14:50-18:00(開場14時30分)
  • 場所:東京大学駒場キャンパス 18号館4階 コラボレーションルーム1
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  • 講師:
    関谷 雄一 (東京大学大学院総合文化研究科准教授)
    阪本 拓人 (東京大学大学院総合文化研究科助教)
  • 司会:遠藤 貢 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
  • 言語:日本語
  • お申し込み:アジア経済研究所のホームページよりお申し込みください。
  • 主催:
    東京大学大学院総合文化研究科 「人間の安全保障」プログラム (HSP)
    東京大学大学院総合文化研究科 グローバル地域研究機構 (IAGS) アフリカ地域研究センター
    独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所

HSP Seminar no.154 Fukushima and the Human Security

本セミナーは震災・原発と人間の安全保障プロジェクトシリーズのものです。福島編として今季第2回目は、言叢社同人代表の島亨さんをお迎えし、フクシマの問題と「人間の安全保障」概念の違和感について、語っていただきます。島氏は出版社代表を務める傍ら2011.3.11以降、福島県と福島県民に起きている現状を憂い、元ジャーナリストのキャリアを活かしながら自ら独自の調査を行い、この度同出版社より『フクシマ:放射能汚染に如何に対処して生きるか』を出版されました。同書からフクシマ問題に対する私たちの無防備さ、無責任さを省みながら、それでも未来に備えるための考え方を説く島氏の切実なメッセージが読み取れます。ぜひご期待ください。

  • 日時:2012年11月22日(木) 18:40-20:40
  • 場所:東京大学駒場キャンパス 18号館4階 コラボレーションルーム1
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  • 講師:島 亨 (言叢社同人 代表)
  • 司会:関谷 雄一 (東京大学大学院総合文化研究科准教授)
  • 主催:東京大学大学院総合文化研究科 「人間の安全保障」プログラム (HSP)

HSP Seminar no.153 Fukushima, Iidate, nevertheless the world is so beautiful

震災・原発と人間の安全保障プロジェクトシリーズの第16回目。今季、福島県からの最初の講演者は小林麻里さんです。小林さんは、飯舘村の農家を営む傍ら、福祉団体の職員として働いていたときに今般の東日本大震災で被災されました。今は飯舘村の役場と人々が避難している飯野町にて避難生活をしながら、元の自宅と畑を往復されております。

自ら被災者として見聞し考えたことをまとめたエッセーが、今年5月に明石書店より出版され、注目を浴びました(『福島、飯舘、それでも世界は美しい:原発避難の悲しみを生きて』[2012])。

今回、小林さんには、上記の著書のメッセージを中心に、福島原発事故がもたらした被害とはなんであるかを伝えていただき、来訪の皆さんとの対話と議論の場としたいと思います。

  • 日時:2012年11月16日(金) 18:10-20:00
  • 場所:東京大学駒場キャンパス 18号館4階 コラボレーションルーム1
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  • 講師:小林 麻里 (飯舘村農家・福祉団体職員)
  • 司会:関谷 雄一 (東京大学大学院総合文化研究科准教授)
  • 主催:東京大学大学院総合文化研究科 「人間の安全保障」プログラム (HSP)

国境なき医師団シンポジウム 「介入の権利と不介入の権利」

  • 日時:2012年11月15日(木) 13:00-15:00
  • 場所:東京大学駒場キャンパス 18号館ホール(地図はこちら
  • パネリスト:
    佐藤 安信 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
    最上 敏樹 (早稲田大学政治経済学術院教授)
    伊勢崎 賢治 (東京外国語大学大学院地域文化研究科教授)
    ミカエル・ノイマン (国境なき医師団財団人道問題研究所リサーチディレクター)
    エリック・ウアネス (国境なき医師団日本事務局長)
  • 司会:百瀬 和元 (ジャーナリスト・元朝日新聞編集委員)
  • 言語:日本語・英語 (同時通訳あり)
  • お申し込み:事前申込制。国境なき医師団日本ホームページよりお申込み下さい。
  • 主催:
    特定非営利活動法人 国境なき医師団日本
  • 共催:
    東京大学大学院総合文化研究科 グローバル地域研究機構 持続的平和研究センター
  • 後援:
    東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム (HSP)
    東京大学大学院総合文化研究科 難民ドキュメンテーション・センター(CDR)
  • 協賛:
    株式会社公文教育研究会
    グンゼ株式会社
    株式会社シグマ
    株式会社小学館

※詳しくはこちらをご覧ください。

HSP Seminar no.151 How Did Victims of the Great East Japan Earthquake Come to Tackle on Reconstruction?: A Case of Tome-city in Miyagi-prefecture

震災・原発と人間の安全保障プロジェクトシリーズ第15回目です。東日本大震災で被災した人々の多くは、今もなお仮設住宅で生活しています。登米市でも、南三陸町から避難した方々が仮設での生活を余儀なくされており、いつ故郷に戻れるのかめどが立っていません。そうした中で、被災者を震災直後から一貫して支援しつつ、さらに彼ら共に新しい地域社会を作ろうと様々な努力を重ねている市民たちがいます。

今回は、そうした市民の一人である松原忠史氏をお招きして、これまでの取り組みの概要と今後の抱負について語っていただく予定です。

  • 日時:2012年11月6日(火) 18:10-20:00
  • 場所:東京大学駒場キャンパス 18号館4階 コラボレーションルーム4
    (地図はこちら
  • 講師:松原 忠史 (大網商工振興会・コンテナおおあみ)
  • 司会:丸山 真人 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
  • 主催:東京大学大学院総合文化研究科 「人間の安全保障」プログラム (HSP)
  • 共催:東京大学大学院総合文化研究科 グローバル地域研究機構 (IAGS) 持続的開発研究センター

公民科・社会科教育関東協議会第63回東京大会 「持続可能な社会の在り方と公民科教育の課題 ~グローバル化した社会に生きる高校生に何を伝えるのか~」

  • 日時:2012年11月3日(土) 9:30-16:30
  • 場所:東京大学駒場キャンパス 18号館1階ホール(地図はこちら
  • 特別報告:高須 幸雄 (国連事務次長/前東京大学特任教授)
  • 基調報告:山影 進 (青山学院大学国際政治経済学部教授)
  • 報告:玄田 有史 (東京大学社会科学研究所教授)
  • 実践報告:
    女屋 隆充 (東京都立練馬工業高等学校主任教諭)
    堀内 伸 (山梨県立上野原高等学校教諭)
  • シンポジウム:
    佐藤 安信 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
    玄田 有史 (東京大学社会科学研究所教授)
    山下 真理 (国際連合広報センター所長)
    女屋 隆充 (東京都立練馬工業高等学校主任教諭)
    堀内 伸 (山梨県立上野原高等学校教諭)
  • 参加費:3,000円
  • 言語:日本語
  • 主催:
    公民科・社会科教育関東協議会
    東京都公民科・社会科教育研究会
  • 共催:特定非営利活動法人「人間の安全保障」フォーラム(HSF)
  • 後援:
    東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム (HSP)
    東京大学難民移民ドキュメンテーションセンター(CDR)
    他多数

※詳しくはこちらをご覧ください。

東京大学 大学院総合文化研究科
「人間の安全保障」プログラム(HSP)

           

〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
東京大学 大学院総合文化研究科
「人間の安全保障」プログラム事務局
tel/fax: 03-5454-4930 
e-mail: hsp-toiawase [at] hsp.c.u-tokyo.ac.jp

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