教育

プログラムにおける教育:概観

2016年度、本プログラムは、5専攻に属する14名の専任教員によって運営されています。この14名に加えて、36名の授業担当専任教員、さらには多数の特任教員・客員教員・非常勤教員がプログラムの教育活動に関わっています。教員一覧はこちらでご覧になれます。

一方、大学院生は、2016年4月現在、修士課程に33名、博士後期課程に42名が在籍しています。院生たちの出身国は、日本、中国、韓国、タイ、ミャンマーなど世界各国に及んでいます。

また、本プログラムは、2005年・2006年度に文部科学省研究拠点形成費等補助金「魅力ある大学院教育」イニシアティブに採択されました。この事業の一環として開設された研究図書室「インテリジェント・ライブラリー」は、蔵書も年々充実し、今日ではプログラムの重要な研究・教育資源になっています。

授業科目

「人間の安全保障」はきわめて広い概念で、人により国により用法はまちまちです。本プログラムでは、いくつかの柱を立てて、このプログラムが考える「人間の安全保障」のイメージを具体的に示そうとしています。すなわち、「紛争と和解・共生」、「平和プロセスと国際協力」、「文化エコロジー」、「社会の自立と共同」、「生命と尊厳」、「開発と貧困」、「生存とライフスキル」、「サステナビリティの戦略」の8つの柱です。プログラムの授業科目もこれらの柱に基づいて構成されています。

プログラムの学生は、以下のプログラム特設科目(各学期2単位)および各自の所属専攻等の科目のなかから、修士課程では必修の基礎科目計4単位を含む30単位以上、博士後期課程では20単位以上をそれぞれ履修しなければなりません。

  • 基礎科目:人間の安全保障基礎論I・II
  • 展開科目:紛争と和解・共生I・II、平和プロセスと国際協力I・II、文化エコロジーI・II、社会の自立と共同I・II、生命と尊厳I・II、開発と貧困I・II、生存とライフスキルI・II、サステナビリティの戦略I・II、人間の安全保障演習I〜VIII
  • 実践科目:人間の安全保障実験実習I〜IV
  • 特設科目:人間の安全保障特別研究I〜IV

修士課程修了課題と博士学位論文

本プログラムにおいて修士課程を修了し、修士の学位を授与されるには、「学位論文」もしくは「特定の課題についての研究の成果」(以下「特定の課題」)を提出したうえで、プログラム教員による審査に合格しなければなりません。「学位論文」は、ある特定の主題について、先行研究の蓄積を十分に踏まえながら、研究をさらに前進させるような学問的貢献をなすことを目的とする学術的論文です。これに対して、「特定の課題」は、実務的な経験や関心を持つ学生が、自分が関わってきたプロジェクトや実務的な現場での調査などを踏まえ、それに関する報告書を執筆することをもって、修士課程での研究の成果を示すものです。

一方、博士後期課程を修了し、博士の学位を授与されるには、「学位論文」を提出したうえで、プログラム教員による審査に合格しなければなりません。「特定の課題」による修了の選択肢があった修士課程とは異なり、ここで求められるのは、もっぱら「学位論文」による学術的貢献です。

これまでに出された修士課程修了課題と博士学位論文の題目は、「修士論文・博士論文題目一覧」のページでご覧になれます。