HSP Seminar no.153 Fukushima, Iidate, nevertheless the world is so beautiful
震災・原発と人間の安全保障プロジェクトシリーズの第16回目。今季、福島県からの最初の講演者は小林麻里さんです。小林さんは、飯舘村の農家を営む傍ら、福祉団体の職員として働いていたときに今般の東日本大震災で被災されました。今は飯舘村の役場と人々が避難している飯野町にて避難生活をしながら、元の自宅と畑を往復されております。
自ら被災者として見聞し考えたことをまとめたエッセーが、今年5月に明石書店より出版され、注目を浴びました(『福島、飯舘、それでも世界は美しい:原発避難の悲しみを生きて』[2012])。
今回、小林さんには、上記の著書のメッセージを中心に、福島原発事故がもたらした被害とはなんであるかを伝えていただき、来訪の皆さんとの対話と議論の場としたいと思います。
- 日時:2012年11月16日(金) 18:10-20:00
- 場所:東京大学駒場キャンパス 18号館4階 コラボレーションルーム1
(地図はこちら) - 講師:小林 麻里 (飯舘村農家・福祉団体職員)
- 司会:関谷 雄一 (東京大学大学院総合文化研究科准教授)
- 主催:東京大学大学院総合文化研究科 「人間の安全保障」プログラム (HSP)
2012.11.16