HSP Seminar #176 “International Symposium: Organic Agriculture and Community”
生物多様性と持続可能な発展を保証する代替的システム構築に必要な政策オプションを統一的な視角から提示することを目的として、2011年度から取り組んできた国際的研究の最終報告会です。この研究では、「民衆知を活用した農法の普及は,日常の農民間コミュニケーションの拡大を促進し,コミュニティの深化をもたらす。それは,その農法のさらなる改良と普及に貢献するという累積過程を生む」という基本作業仮説にもとづいて、生物多様性の確保をめざした持続可能な発展が,コミュニティ資源の活用によって実現可能であることを、統一的な枠組みで示すことを目指しています。今回は有機農業とコミュニティに焦点を当てて研究成果の一部を発表します。
- 日時:
2014年03月01日(土)9:55-17:45
- 場所:
東京大学駒場キャンパス 18号館1階ホール
- 発表者:
- ホセ・メディナ フィリピン大学
- セザール・ベルガラ(グラティア・プレナ社会活動センター・有機農民学校)
- イスワンディ・アナス(ボゴール農業大学)
- エニオラ・ファブソロ(アベオクタ農業大学)
- アティラノ・ロエザ(ユー・イツカン・マヤ農民学校)
- 丹野喜三郎 (長野県上田市 丹野農園)
- 山田照夫(北海道津別町 山田牧場)
- 伊藤紀子(東京大学)
- 受田宏之(東京外国語大学)
- 折戸えとな(東京大学)
- 菊野日出彦(東京農業大学)
- 中西徹(東京大学)
- 傅凱儀(東京大学)
- 丸山真人(東京大学)
- 矢坂雅充(東京大学)
- 言語: 日本語・英語(同時通訳あり)
- 主催:
- 「人間の安全保障」プログラム (HSP)
- グローバル地域研究機構 (IAGS) 持続的開発研究センター
- 後援:
環境研究総合推進費「持続可能な発展と生物多様性を実現するコミュニティ資源活用型システムの構築」
2014.3.1