HSP Seminar no.129 Experience of Voluntary Activities for the Suffering in East Japan Earthquakes
シリーズで行っているHSPセミナー「震災・原発と人間の安全保障」。六回目は、「ボランティア活動」について、議論したいと思います。
ゲストとして、NPO法人「人間の安全保障フォーラム(HSF)」の事務局長と務めている内尾太一さんをお迎えしたいと思います。
内尾さんは、HSPの博士課程の学生としての勉学の傍ら、今年4月にHSFが設立された直後から、東日本大震災の支援ボランティア活動のために奮闘されてきました。週末ボランティアを行うにあたっては、山本哲史先生と代わるがわる宮城県まで車を運転し、ボランティアに参加する他の学生の人たちを引っ張ってこられました。さらに12月初旬からは、HSFが行う気仙沼市と登米市の仮設住宅に暮らす子供たちの学習補助や進路指導のために、現地に住み込んで支援活動を行われることになっています。
4月からの経験を話して頂くと同時に、今後の震災地域に対するボランティア活動への課題についても、語って頂きたいと思います。
また今回は、HSFの週末ボランティアに参加した学生の中で、有志の方々に、その経験や現地で感じたこと、今後への抱負なども話して頂く予定です。
このHSFの被災地での活動については、駒場友の会から、多大な支援を頂いてもいます。今回は、駒場友の会・事務局長の山本泰先生をはじめ、友の会の方々にもご参会頂き、HSFの活動について、直接聞いて頂く場にもなればと考えています。
- 日時:2011年12月20日(火) 18:00-20:00
- 場所:東京大学駒場キャンパス 18号館4階 コラボレーションルーム3
(地図はこちら) - 司会:東 大作 (東京大学大学院総合文化研究科准教授)
- コメンテーター:
山本 泰 (東京大学大学院総合文化研究科教授・駒場友の会事務局長)
丸山 真人 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
山下 晋司 (東京大学大学院総合文化研究科教授)
佐藤 安信 (東京大学大学院総合文化研究科教授) - 主催:東京大学大学院総合文化研究科
「人間の安全保障」プログラム (HSP)
グローバル地域研究機構 (IAGS) 持続的平和研究センター
グローバル地域研究機構 (IAGS) 持続的開発研究センター
2011.12.20