国際開発学会・人間の安全保障学会 2019共催大会「難民/移民そして教育/就労——人間の安全保障の確保を目指して」(2019年11月16〜17日)

下記のとおり、東京大学駒場Iキャンパスにて国際開発学会(JASID)と人間の安全保障学会(JAHSS)の共催大会が開催されます。詳しくは大会公式ウェブサイトをご確認ください。
なお、16日14時から行われるプレナリー・プログラムと17日午前に行われる特別パネル「難民・移民と教育」は、HSPシンポジウムとしても開催する予定です。また、17日18時から行われる特別セミナーは、HSPセミナーとしても開催いたします。さらに、HSPは、大会開催中に行われる写真展「『われわれは無国籍にされた』——国境のロヒンギャ」を後援いたします。

タイトル 国際開発学会・人間の安全保障学会 2019共催大会「難民/移民そして教育/就労——人間の安全保障の確保を目指して」
概要 国際開発学会と人間の安全保障学会は、今年は共催で難民/移民そして教育/就労に関する学術大会を開催します。国際開発学会は国際開発にかかわる研究者及び実践者の学術的活動の場として設立され、今年30周年を迎えます。人間の安全保障学会は人間の安全保障をめぐる様々な問題を、研究者及び実践者を交えて議論する場を提供してきました。両学会の共催により、人間の安全保障と持続的開発を目指す新たな視座を見据えた最良の学術フォーラムが実現されると期待しております。
本共催大会では、学術領域横断的、包括的なアプローチで、研究者のみならず実践者、難民、移民も中心的に参加しながら議論を重ねていくこと、すなわち、「誰も取り残さない」ことを目的にしております。
本共催大会では、多文化共生社会の実現に向けてどのような統合的支援を行うことが必要かつ適切なのかを議論していきます。それとともに、難民/移民のニーズを満たすためには、教育の機会のみならず、雇用の観点からも検討を行うことが必要であるという視座から議論をしていきます。取り上げられる論点としては、現在の日本社会において、難民や移民がどのような立ち位置におかれているか、それが適切であるか。また、この視点からなされるべきことは何か。この問題に関わる大学を含めたステークホルダーに何が求められているか。どのように難民/移民から学ぶ意識と環境の構築を促すことができるか。ブロック・チェーン等新たなる技術革命が難民/移民を包摂する教育環境の整備あるいは、多文化共生社会の促進に有益か否かも議論していきます。
日時 2019年11月16日(土)〜17日(日)
場所 東京大学 駒場Iキャンパス(京王井の頭線 駒場東大前駅 東口改札出て左)

東京大学 大学院総合文化研究科
「人間の安全保障」プログラム(HSP)

           

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東京大学 大学院総合文化研究科
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