HSP Seminar no.159 Human Security in Japan, China and Australia – in honor of the publication of New Approaches to Human Security in Asia-Pacific: China, Japan and Australia
1994年に初めて提唱された「人間の安全保障」の概念は、これまで「広義の人間の安全保障」/「狭義の人間の安全保障」など、政策的論争に利用された歴史もあり、アジア地域において明確な定義が未だ成立していません。伝統的な、国家中心の安全保障が以前にも増して安全保障への柔軟なアプローチの促進を阻む今日、日本/中国/オーストラリアの立場から安全保障を捉え直し、互いに共有できる部分と隔たりの残る部分を明らかにしようと試みます。人間の安全保障やアジア/太平洋地域、国際関係などに関心のある方は是非参加していただければと思います。
目的:
1. 「人間の安全保障」は安全保障のどの分野に適用されるべきか
2. 「人間の安全保障」はどのアクターによって計画し実行され、どのような恩恵を誰が受けるべきか
などの疑問について議論し、「人間の安全保障」に対する国際的な議論に建設的な貢献を行なう。
*詳細はこちらをご覧ください。
- 日時:2012年12月5日(水) 10:00-12:05
- 場所:東京大学駒場キャンパス 18号館1階 ホール
(地図はこちら)
*終了後オープンスペースでレセプションを予定しています。 - 登壇者:
佐藤 安信 (東京大学「人間の安全保障」プログラム(HSP)教授、「人間の安全保障」フォーラム(HSF)理事)
山本 哲史 (東京大学特任准教授、CDR事務局長)
William Tow (The Australian National University教授)
藤原 帰一 (東京大学大学院法学政治学研究科教授) - 講師:
Ren Xiao (Fudan University教授)
David Walton (University of Western Sydney専任講師)
Rikki Kersten (The Australian National University教授)
栗栖 薫子 (神戸大学大学院法学研究科教授)
佐藤 治子 (大阪大学国際公共政策研究科特任准教授) - 言語:英語
- お申し込み:こちらから参加登録をお願い致します。
- 主催:
東京大学大学院総合文化研究科 「人間の安全保障」プログラム (HSP)
東京大学大学院総合文化研究科難民移民ドキュメンテーションセンター (CDR) - 共催:
Australian National University
NPO法人「人間の安全保障」フォーラム (HSF) - 助成:国際交流基金
- 後援:Centre of Excellence in Policing and Security
2012.12.5