HSP Seminar (#218) International Protection for such individual as refugee and Country of Origin Information (COI)
概要: | 人間の安全保障に関わる重要な問題の一つに、自国政府から迫害等を受け他国へ逃れた難民等を、国際法を通じてどのように法的に保護するか、という問題があります。そして、難民認定手続きの際には、そのような迫害等を受けた証拠を所持しない庇護申請者の主張を、出身国情報(COI:Country of Origin Information)を通じて確認できるかどうか、その場合にはどのような点に注意が必要となるかも、実務上極めて重要になるところです。
本セミナーでは、難民に関する国際法をご専門とし、東京大学寄付講座「難民移民(法学館)」事務局長や日本国・難民審査参与員を歴任されてきた山本哲史先生をお招きし、上記のような問題について、分かりやすくご講演頂きます。 事前申込み等は必要なく、どなたでもご参加頂けます。 |
日時: | 2016年 5月 30日(月) 17:00 - 19:00 |
場所: | 東京大学駒場キャンパス 18号館4階 コラボレーションルーム1 |
講師: | 山本哲史(モンゴル国立大学法学部内・名古屋大学日本法教育センター特任講師) |
コメンテーター: | 有馬みき(東京大学大学院総合文化研究科グローバル地域研究機構(IAGS)持続的平和研究センター特任研究員) |
言語: | 日本語 |
主催: | 東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム (HSP)
東京大学大学院総合文化研究科グローバル地域研究機構(IAGS)持続的平和研究センター |
後援: | 平成28年度科学研究費助成事業基盤研究A「東アジアにおける正義へのアクセスのためのネットワークガバナンスの検証」 |
2016.5.20