Symposium:Sustainable Development Goals, Health, Human Security

• 概要: シンポジウムの主旨:木村秀雄(東京大学大学院 総合文化研究科・教授)

本年9月25日(日本時間9月26日)、ニューヨークで開催された国連サミットにおいて、2030年までの世界の持続的発展を目指した新たな開発目標が全会一致で採択されました。これは、2000年の国連ミレニアム・サミットで採択され本年達成期限を迎える「ミレニアム開発目標Millennium Development Goals: MDGs」に代わる開発目標を定めたもので、「持続可能な開発目標Sustainable Development Goals: SDGs」と名付けられました。「人間の安全保障」プログラムでは、「人間の安全保障」の中心を形づくる「開発」「平和」「人権」に深く関わるものとして、世界レベルの開発目標であるMDGsとSDGsに深い関心を寄せてきました。SDGsが採択された機会をとらえ、日本政府や国内外の開発援助機関のお考えを伺い、共に考える機会としてシンポジウムを企画しました。また、とかく「概念が曖昧でわかりにくい」と言われる「人間の安全保障」を現場で使える概念として鍛え上げるべく、(公財)日本国際交流センターでシニア・フェローを務める武見敬三参議院議員を委員長として、「グローバル・ヘルスと人間の安全保障」運営委員会が継続的に開催されており、その下部機関として「健康と人間の安全保障」プロジェクトが実施されてきました。これらの組織は「健康」を入口に「人間の安全保障」の具体化を目指すものです。「人間の安全保障」プログラムと持続的開発研究センターは、上記プロジェクトの作業に参加し、同センターでは独自の「健康と人間の安全保障」プロジェクトを立ち上げ、学外各機関のご協力を得て、連続セミナーを開催してきました。本シンポジウムでは、セミナーにご協力いただいた機関を中心に、いくつかのプロジェクトの内容を紹介していただくことを通して、「健康」に関わるプロジェクト現場に対する理解を深めたいと考えます。「健康」分野を入口として、「人間の安全保障」に関わる議論を深めることも、本シンポジウムの目的の一つとします。

日時: 2015年10月24日(土)13:00 -18:00(受付12:30~)
場所: 東京大学 駒場キャンパス 18号館ホール
講師: 【プログラム】

●基調講演

「持続可能な開発目標における健康と人間の安全保障の意義」

武見敬三(参議院議員)

●第一部:2030年に向けた新たな開発目標と人間の安全保障

尾池厚之(外務省・地球規模課題審議官)

戸田隆夫(国際協力機構・人間開発部長)

近藤哲生(国連開発計画・駐日代表)

塚越保祐(世界銀行グループ・駐日特別代表)

《パネルディスカッション》

●第二部:健康と人間の安全保障の現場から

「緊急救援と人間の安全保障」上野梨香(日本赤十字社)

「ハンセン病制圧」南里隆宏(日本財団、跡見学園女子大学)

「母性保護サービス強化プロジェクトSMPPフェーズ2と人間の安全保障」吉村幸江(国際協力機構)

「保健における公平性への挑戦」加藤朱明子(日本ユニセフ協会)

「精神医療・ウェルビーイングと人間の安全保障」井筒節(東京大学)

《パネルディスカッション》

• 司会: 木村 秀雄(東京大学大学院 総合文化研究科・教授)
• 言語: 日本語
• お申込み:: hhsp.u.tokyo.0620@gmail.com

※お名前・ご所属をお知らせください。当日受付も可能ですが、定員に達した場合は締め切らせていただきますのでご了承ください。

• 資料: 添付をご確認ください:151024シンポジウム概要
主催: 東京大学大学院 総合文化研究科 「人間の安全保障」プログラム、持続的開発研究センター