HSPシンポジウム「人権コロキアム」(2022年7月23日)

タイトル HSPシンポジウム「人権コロキアム」
概要 人間の安全保障に対する昨今の様々な課題によって、人権の保護は大きな問題に直面しています。世界がパンデミックの影響を受け、公衆衛生や経済の回復に翻弄する中、武力紛争や体系的な暴力は、罪のない女性、男性、子どもの命を脅かし続けています。民主主義を支持し、多元的で開かれた市民空間を保証し、法の支配とアカウンタビリティの原則の尊重を確保するための国際・国内制度とプロセスを強化する、という点では大きな前進があったにもかかわらず、多くの国は、自由を守り、経済・社会・文化への人びとの参加を可能にし、人権原則に則って人々を保護するという、人権の義務の遂行に苦闘し続けています。

このような状況において、人権について議論を行い、共に進むべき道を模索することは極めて重要です。このたび、英エセックス大学と東京大学教養学部・大学院の研究協力および学生交流に関する協定の締結を記念して、ヒューマニティーの分野で研究・協力に力を入れる両大学が共同で、紛争、国際法、身体的自治そしてジェンダーなどのテーマと人権の関係性に焦点を当てた「人権シンポジウム」を開催することになりました。

私たちは、人権の保護が世界的に「後退」しているのを目のあたりにしているのではないでしょうか。長く確立されてきた規範は、現代のグローバル社会において、どのように重要な役割を果たし続けることができるのでしょう。様々な環境や状況の中で、人権の担い手はどのような課題に直面しているのでしょうか。本シンポジウムでは、このような一般的な問いを背景にして、パネルディスカッションを行います。本シンポジウムの目的は、グローバルおよびローカルな課題への対応における人権の視点の重要性を再確認することです。本シンポジウムが、個人とコミュニティの権利擁護をいかに進めるかについて、議論を進めるためのプラットフォームとなることを目指しています。

日時 2022年7月23日(土)9:00~17:30(日本時間)
場所 ハイブリッド開催。
(対面参加の場合:東京大学 駒場Iキャンパス(京王井の頭線 駒場東大前駅 東口改札出て左)アドミニストレーション棟(地図)3階学際交流ホール)
参加をご希望される場合は、以下のリンクよりご登録ください。https://docs.google.com/forms/d/1-1W6XaHuBg7UIGK4dTeqdNHOqF5kCVJGELAYtHHrEPk/edit
(対面参加は、コロナウイルス感染症対策のため先着79名まで)
プログラム・登壇者・コメンテーター・司会 ポスターをご参照ください。
言語 英語
主催 東京大学大学院総合文化研究科 「人間の安全保障」プログラム (HSP)、エセックス大学
共催 持続的平和研究センター (RCSP)、東京大学国際法研修研究ハブ(UOTIL HUB)、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部付属国際交流センター

東京大学 大学院総合文化研究科
「人間の安全保障」プログラム(HSP)

           

〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
東京大学 大学院総合文化研究科
「人間の安全保障」プログラム事務局
tel/fax: 03-5454-4930 
e-mail: hsp-toiawase [at] hsp.c.u-tokyo.ac.jp

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