第229回HSPセミナー「持続的平和研究センター・難民移民ドキュメンテーションプロジェクト(CDR)のCOI(出身地国情報)データベースプロジェクト等の説明(兼HSFの活動説明)」および 「難民移民研究シリーズ:シリア難民の条約難民該当性と日本の事例の比較検討」

概要: 本年度、持続的平和研究センターでは、昨年度に引き続きデータベース科研によるCOI(出身地国情報)データベースプロジェクトを行います。

本セミナーの前半は、COIプロジェクトの概要と、作業委託するNPO法人「人間の安全保障」フォーラム(HSF)の活動説明をします。HSFは他にも、ANRIP(Asian Network on Refugees and International Protection)というアジアにおける難民保護のネットワーク活動、RPP(Refugee Policy Platform)という難民政策のための議論の場の提供をしてきており、さらに難民との対話をする難民カフェプロジェクトも開始しました。これらに関心のある方は是非参加ください。

後半は、持続的平和研究センターの科研基盤Aで昨年度から5年の研究を開始している、「東アジアにおける正義へのアクセスのためのネットワークガバナンスの検証」という研究会の研究分担者である、山本哲史さんに標記タイトルの研究報告をいただきます。関連事例のなかに事例判決を超えた法解釈の一般論として機能しそうなものがあるかどうか。どのような価値や可能性があるか。COIとの関連で、英国のCountry Guidance Casesの制度概要とその可能性および限界、またシリアの国情認識についても具体的に内容検討し、日本の事例を比較検討します。

※なお、セミナー開始前に「国連就職説明会」を行います。ご関心のある方はこちらにもぜひご参加ください。

日時: 2017年5月9日(火)

前半:18.00-18.30(午後6時-6時30分)

後半:18:45-20:30 (6時限目:午後6時45分ー8時30分)

場所: 東京大学駒場キャンパス 18号館4階 コラボレーションルーム1
講師: 前半の登壇者

有馬みき(本学持続的平和研究センター特任研究員、COI担当)

関谷雄一(東京大学准教授、前HSF事務局長)

 

後半の登壇者

山本哲史(名古屋大学大学院法学研究科特任講師)

司会: 佐藤安信(東京大学教授、持続的平和研究センター長)
言語: 日本語
参考文献: ・山本哲史「難民認定審査の多段階的構造と各段階における判断の性質: 『灰色の利益』論の位置づけと機能」国際法外交雑誌112巻4号, 2014年, 651-675頁。

・野口貴公美「入管法における難民認定制度-行政法学の視点から」法律時報86巻11号, 2014年, 16-21頁。

主催: 東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム (HSP)
共催: 持続的平和研究センター(RCSP)、特定非営利活動法人「人間の安全保障」フォーラム(HSF)