(日本語) HSPシンポジウム「アフリカが世界を救う――紛争解決の新しいパラダイムを求めて」

概要: アフリカでは、とくに1990年代に入ってからいろいろな内戦や地域紛争が起こりました。それに対して国際社会は、PKOの派遣や国家建設の支援、あるいは国際裁判所による訴追など、欧米出自の思想や制度をアフリカに導入することを通して問題解決をめざしてきました。こうした介入は一定の成果をあげてきましたが、暴力によって切り裂かれた人間関係を修復するためにはあまり有効ではありませんでした。

このシンポジウムでは、紛争解決や共生の実現のために外来の制度や価値観をアフリカ社会に持ち込むのではなく、現地の人びとがみずから創造・蓄積し、運用してきた知識や制度に注目します。そして、アフリカの人びとの声に耳を傾けつつ、紛争処理や社会修復のために、この地域の在来の智慧や価値観を活用する道を考えます。

日時: 2016年6月18日(土)13:30-17:00(開場13:00)
場所: 東京大学駒場キャンパス18号館ホール
基調報告者: 瀬谷ルミ子(せやるみこ)

認定NPO法人日本紛争予防センター(JCCP)理事長、JCCP M株式会社取締役。2001年、英ブラッドフォード大学・紛争解決学修士課程修了。ルワンダやシエラレオネ、アフガニスタン、コートジボワールなどで国連PKO、外務省、NGOの職員として勤務。2009年にJCCP事務局長、2013年より現職に就き、ソマリアやスーダン、ケニア、中東地域などで平和構築活動、紛争予防活動に従事。第2回「秋野豊賞」受賞。Newsweek日本版で「世界が尊敬する日本人25人」に選出(2011年)。「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2012」受賞。「エイボン女性年度賞」受賞(2012年)。週刊雑誌AERA「日本を立て直す100人」に選出(2012年)。日経ビジネス「次代を創る100人」に選出(2012年)。イギリス政府主催「International Leaders Programme」に選出(2015年)。著書に『職業は武装解除』(朝日文庫)など。

討論者: 遠藤貢(東京大学)「国際関係論の立場から」

島田周平(日本アフリカ学会・会長/東京外国語大学)「アフリカ地域研究の立場から」

荒木美奈子(お茶の水女子大学)「開発研究・実践の立場から」

司会: 松田素二(京都大学)
言語: 日本語
定員: 120名(先着順)
お申込み: 要(下記「問い合わせ・申込み先」参照)
資料: 京都大学学術出版会ウェブサイト

http://www.kyoto-up.or.jp/jp/africa-sympo201606.html

主催: 東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム (HSP)

東京大学大学院総合文化研究科グローバル地域研究機構・アフリカ地域研究センター

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科

京都大学アフリカ地域研究資料センター

京都大学学術出版会

活字文化推進会議

日本学術振興会ナイロビ研究連絡センター

共催: 日本アフリカ学会・関東支部
後援: 読売新聞社・読売教育ネットワーク
問い合わせ・申込み先: 京都大学学術出版会シンポジウム掛

電話:075-761-6182  FAX:075-761-6190

Email:sympo@kyoto-up.or.jp (件名に「大学トーク参加」とご明記ください)

※申込みの際には,氏名,年齢,職業・学年,電話またはEmailアドレスが必要です