HSP Seminar #197 Working-level work shop in the health field (No.5)

• 概要: テーマ:「ポスト2015開発アジェンダと人間の安全保障―格差解消が国際保健と強靭性にもたらす変化―」

ミレニアム開発目標(MDGs)の達成目標年である今年は、防災、開発資金、気候変動などの枠組みを協議する各国際会議、2016年から15年間の国際開発目標『ポスト2015開発アジェンダ』を9月の国連総会で採択予定など非常に重要な年となります。本ワークショップでは、MDGsの進捗と課題、ポスト2015開発アジェンダの内容や採択の見通しについて概観します。特に人間の安全保障の観点から、格差解消が国際保健と強靭性の構築にどのような影響を与えるのかを議論します。その議論をもとに、UNDPなどの国連機関、政府、企業、市民社会がどのような役割を担うのかについても意見交換します。

•日時: 2015年7月11日(土)14:00 -17:00(受付13:30~)
•場所: 東京大学駒場キャンパス 18号館4階 コラボレーションルーム3
•講師: 国連開発計画(UNDP)駐日代表 東京大学大学院非常勤講師(国際保健政策学)近藤 哲生
• 司会: 木村 秀雄(東京大学大学院 総合文化研究科 教授)
• 言語: 日本語
• 資料: こちら(20150711_HSP Seminar)をご確認ください。
•主催: 健康と「人間の安全保障」プロジェクト
• 協力: (独法)国際協力機構、(公社)青年海外協力協会、(公財)日本国際交流センター、日本赤十字社、(公財)日本ユニセフ協会

HSP Seminar #196 A Series of HSP Seminars on “Human Security and Peacebuilding” Fourth Seminar: “Peacebuilding in Africa and Human Security Project by ASEAN plus 3”

•概要: 東京大学大学院総合文化研究科に発足した「人間の安全保障」プログラム(Human Security Program: HSP)では、2015年4月より、「人間の安全保障と平和構築」プロジェクトを立ち上げ、企画の第一弾として、4月から「HSP連続セミナー:人間の安全保障と平和構築」を7月末までに5回に渡って開催しています。

四回目となる今回の講師は、峯陽一同志社大学教授です。

アフリカ研究において世界の第一線で活躍されている峯教授に、JICA研究所での人間の安全保障にかかわるプロジェクトの内容をお話いただきます。第1に、アフリカにおける紛争予防のプロジェクトが問いかける今後の研究課題について、第2に、「ASEAN+3(日本、中国、韓国)」の枠組みでの新しい人間の安全保障プロジェクトが目指すものについて、二部構成で御報告頂く予定です。

峯陽一教授のお話をじっくり伺い議論をするまたとない機会ですので、みなさん是非奮ってご参加下さい。

•日時: 2015年7月3日(金)午後6時45分-午後8時30分
•場所: 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボ1ルーム
•講師: 峯陽一(同志社大学教授)
•コメンテーター: 関谷雄一准教授(東京大学「人間の安全保障」プログラム)

滝澤三郎(東洋英和女学院大学教授、元UNHCR日本事務所代表)

•司会: 東 大作准教授(東京大学「人間の安全保障」プログラム)
•言語: 日本語
•主催: 東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム (HSP)
•共催: グローバル地域研究機構 (IAGS) 持続的平和研究センター

グローバル地域研究機構 (IAGS) 持続的開発研究センター

グローバル地域研究機構 (IAGS) アフリカ地域研究センター

HSP Seminar#195 “Human Security and Business” Series No. 2: Responsibility of a pharmaceutical corporation of access to essential medicines: What makes a corporation decide to act beyond compliance?

概要: エイズが歴史の舞台に登場した1981年から約15年の間、エイズは死の病として世界中で恐れられてきた。しかし1990年代後半にエイズ薬の有効性が確立されると、エイズ対策における南北の格差が浮き彫りとなった。先進国では有効な薬剤療法によってエイズが死の病から慢性疾患へと変化するなかで、途上国では貧しい人々がエイズ薬を入手できない、いわゆる「エイズ薬アクセス問題」が論争の的となった。2001年3月、エイズ薬「d4T」の販売権を持つ米国の大手製薬企業Bristol-Myers Squibb社は、南アフリカではd4Tの特許を行使せず、他の企業にジェネリック薬の製造を許可すると発表した。なぜ、どのようにして、企業の利益に反するように見えるこの決断がくだされたのだろうか。本セミナーでは、製薬企業とアメリカの大学との産学連携(その特徴と制度的背景)に注目してこの事例を議論する。この事例分析により、エイズ薬アクセス問題に関与しているアクター(問題に責任を持っているのは誰なのか)を再検討するとともに、グローバル・イシューに影響を与え得る重大な企業行動の変化がどのような状況下で生じるかを、関係企業実務者を交えて検討する。

日時:2015年7月3日(金) 18.30 – 20.00(午後6時半から午後8時まで)

場所:東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーション4

講師:

鈴木麻央(一橋大学大学院法学研究科博士後期課程・日本学術振興会特別研究員DC/ANU客員研究生)

コメンテーター:

光明宏之 (ブリストル・マイヤーズ株式会社 法務部長)

有馬覚 (第一三共株式会社CSR部 主査)

北島敬之 (ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 代表取締役)

司会: 佐藤安信(東京大学教授)

主催:東京大学グローバル地域研究機構持続的平和研究センター、NPO法人「人間の安全保障」フォーラム(HSF)、人権デューデリジェンス研究会

後援:同機構持続的開発研究センター健康と「人間の安全保障」プロジェクト、同アフリカ研究センター、国連グローバル・コンパクト日本ネットワーク

HSP Seminar #194 A Series of HSP Seminars on “Human Security and Peacebuilding” Third Seminar: “Peacebuilding in East Timor and challenges of local ownership”

•概要: 東京大学大学院総合文化研究科に発足した「人間の安全保障」プログラム(Human Security Program: HSP)では、2015年4月より、「人間の安全保障と平和構築」プロジェクトを立ち上げ、企画の第一弾として、4月から「HSP連続セミナー:人間の安全保障と平和構築」を7月末までに5回に渡って開催しています。

三回目となる今回の講師は、元国連東ティモール事務総長特別代表で、法政大学グローバル教育センター客員教授の長谷川祐弘さんです。

長谷川先生は、93年国連ボランティア(UNV)選挙監視団統括責任者(カンボジア)、94年ソマリア国連平和維持活動(UNOSOM)政策企画担当部長、95年ルワンダ国連常駐人道調整官及び国連開発計画(UNDP)常駐代表、96年UNDP駐日代表、2002年4月UNDP紛争予防・復興担当特別顧問、同年7月東ティモール国連事務総長特別副代表・国連開発担当調整官・UNDP常駐代表。2004年5月から2006年9月までは、東ティモール国連事務総長特別代表を務められ、まさに国連による平和構築の第一線で、40年近く活躍してこられました。その後、法政大学教授として、平和構築等の研究を続けながら学生の指導にあたっておられます。

今回は特に、長谷川さんが、東ティモールの国連代表を務めておられた2004年から2006年9月に焦点をあて、2006年に東ティモールで起きた政治危機の背景、そして危機の真っただ中でどのように東ティモールの政治指導者と対話し、危機を収拾したのか、その歴史的な経験を存分に語って頂こうと思います。そして東ティモールの例を見ながら、国連と現地の人々や指導者のオーナーシップの問題について問題提起して頂こうと思います。

長谷川さんのお話をじっくり伺うまたとない機会ですので、是非奮ってご参加下さい。

*日時: 2015年6月23日(火)午後6時45分-午後8時30分
•場所: 東京大学駒場キャンパス18号館ホール
•講師: 長谷川祐弘(法政大学グローバル教育センター客員教授 元東ティモール国連事務総長特別代表)
•コメンテーター: 遠藤貢教授(東京大学「人間の安全保障」プログラム事務局長)

滝澤三郎(東洋英和女学院大学教授、元UNHCR日本事務所代表)

•司会: 東 大作准教授(東京大学「人間の安全保障」プログラム)
•言語: 日本語
•主催: 東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム (HSP)

その他団体名

•共催: グローバル地域研究機構 (IAGS) 持続的平和研究センター

グローバル地域研究機構 (IAGS) 持続的開発研究センター

グローバル地域研究機構 (IAGS) アフリカ地域研究センター

HSP Seminar #193 Securing Kenya’s counties since devolution

•タイトル: 分権化のもとでのケニアの治安課題
•日時: 2015年6月12日(金)17:00-19:00
•場所: 東京大学駒場キャンパス 18号館4階コラボレーションルーム4
•発表者: ケネディ・ムクトゥ(合衆国国際大学、ケニア)
•司会: 遠藤貢(東京大学教授)
•言語: 英語
•資料: こちら (20150612_HSP Seminar Abstractをご覧ください。
•主催: 東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム (HSP)

グローバル地域研究機構 (IAGS) アフリカ地域研究センター

•共催: 科研費補助金 基盤研究(S)「アフリカの潜在威力を活用した紛争解決と共生の実現に関する総合研究」政治・国際関係ユニット

日本アフリカ学会関東支部

(日本語) 第192回HSPセミナー HSP/HSF共催セミナー:「人間の安全保障」実践のための市民社会と企業との連携

概要: 本年1月のHSP設立10周年記念シンポジウムにおいて、来賓の緒方貞子さんからも、HSPの実践的な成果を問われました。シンポの席上、成果の1つとして、2011年4月に創立されたNPO法人「人間の安全保障」フォーラム(HSF)の活動も紹介されました。企業にお勤めの参加者からも、HSF活動への参加を含め、企業による「人間の安全保障」の実践への参加の可能性が問われました。

そこで、今後のHSPとHSFの活動の活性化のため、市民社会と企業との連携のあり方や方法論などについて具体的な意見交換をする場を設けることにしました。HSPの社会人入試説明会後にHSP一期生、博士第一号で市民社会活動のリーダーでもある立教大学の長有紀枝さんと、国連の「人間の安全保障」ユニットで同概念の普及に関わり、昨年デロイトトーマツコンサルティング執行役員・ディレクターに転身された、国連フォーラム共同代表の田瀬和夫さんのお二人をお招きして、参加者の皆さんと、今後の「人間の安全保障」実践のための市民社会と企業との連携について対話したいと思います。

日時:2015年6月6日(土) 15.00 – 16.30

場所:東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーション1

講師:長有紀枝(立教大学教授、HSPOG/OB会会長)

田瀬和夫(デロイトトーマツコンサルティング執行役員・ディレクター、国連フォーラム共同代表)

司会:佐藤安信(東京大学教授)

主催:東京大学大学院総合文化研究科「人間の安全保障」プログラム

NPO法人「人間の安全保障」フォーラム(HSF)

共催: 東京大学グローバル地域研究機構持続的平和研究センター及び同センターの難民移民ドキュメンテーション・プロジェクト(CDR)

後援:同機構持続的開発研究センター、同アフリカ研究センター

*当日同じ場所で13.00-14.00にHSFの活動報告会(公開)、16.30-17.30にHSF総会(オブザーバー参加可)を開催します。HSF活動の詳細は、HSFホームページ:http://www.hsf.jpを参照ください。問い合わせ先:HSF事務局 headquarters@hsf.jp

**HSF総会が終わり次第(5時半頃から)、18号館4階オープンスペースにて本セミナー主催のささやかな懇親会(自由参加、会費制)を予定しておりますので、ぜひこちらもご参加いただければ幸いです。

東京大学 大学院総合文化研究科
「人間の安全保障」プログラム(HSP)

           

〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
東京大学 大学院総合文化研究科
「人間の安全保障」プログラム事務局
tel/fax: 03-5454-4930 
e-mail: hsp-toiawase [at] hsp.c.u-tokyo.ac.jp

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